千葉県は、関東地方の中央東側、東京都の東に位置する県。三方を海に囲まれ、県土の大部分が房総半島に含まれる。県北部は、関東平野の一部で、海岸(東京湾・太平洋)や河川(利根川・江戸川など)沿いの低地と下総台地とからなる。南部側は丘陵地帯だが、鋸山や鹿野山など、観光地化されているところも多い。県庁所在地は千葉市。浦安市から富津市までの東京湾沿岸には広大な埋立地が広がり、京葉工業地域の中枢として石油化学コンビナートや製鉄所などが立地している。一方、地勢を生かした農漁業も盛んに行われている。戦前は千葉駅・京成千葉駅・県庁を結ぶ現・栄町通りがメインストリートとなっていたが、戦災を経て戦後の都市整備に伴い両千葉駅が移転したことで新駅周辺に商業施設が移動。特に国鉄駅前にはそごう・ニューナラヤといった大型小売店が店舗を構えたことから、千葉県最大・関東有数の商業拠点として栄えた。平成に入り、幕張新都心や、蘇我地区などの臨海部に商業施設が建設され、また、郊外での大型ショッピングセンターなどが相次いで建設され、中心市街地が衰退する傾向が大きい。「県都」千葉に対し「商都」船橋との形容がある。船橋市は、高度成長期の際に、首都圏の発展のために必要な大量の働き手を収容するため、農地の多くが大規模な団地などへ転用され、物資の集積地・流通地としての役割が強化された。船橋ヘルスセンターや中山競馬場などの娯楽施設、江戸時代以来の遊郭などの花町も発展した。 |